「真生いま・ここ養生通信」No,67

2020年4月3日(金)
「真生 いま・ここ養生通信」No,67
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おはようございます、真です。

新型コロナウィルスは依然、収束の兆しを見
せていませんね。

参考までに中国の「新型コロナウイルス
(SARS-CoV-2)診療ガイドライン 第7版」
を載せておきます。

漢方処方での対応です。

COVID-19を

①軽症(症状が軽く肺炎の画像所見なし)

②中等症(発熱や呼吸器症状があり、肺炎
の画像所見あり)

③重症(頻呼吸30回/分以上、安静時動脈
血酸素飽和度93%以下、画像所見によ
る肺の病巣の進展が24~28時間に50%
を超えた例など)

④重篤〔人工呼吸器を要する、ショック症
状、臓器不全を併発し集中治療室(ICU)
での治療を要する〕―に臨床分類してい
る。

と4段階に分けています。

金沢大学病院漢方医学科臨床教授/診療科
長の小川恵子氏は、新型コロナウイルス感
染症(COVID-19)に対する漢方薬処方の
有用性についてのまとめを、日本感染症学
会に特別寄稿。

同学会の公式サイトで発表されています。

内容は、主に中国の「新型コロナウイルス
(SARS-CoV-2)診療ガイドライン 第7版」
(以下、中国GL第7版)を参考に、現時点
で有用が示唆される漢方薬に関し、同氏が
日本の保険診療に鑑み漢方エキス製剤に置
き換えて解説したもの。

①軽症に対し、発熱を伴う場合は、
黄連解毒湯、清上防風湯、荊芥連翹湯。

②中等症例として症状でいうと、微熱ある
いは無熱、微冷感、倦怠感、頭が重い、
筋肉痛、渇いた咳、喉の痛み、吐き気、
食欲不振、便が緩いまたは粘りがあって
出にくく不快感を伴う―など。

荊芥連翹湯+半夏厚朴湯の併用となる。

消化器症状が強ければ、
柴苓湯+平胃散を併用する。

③重症は、邪によって肺機能が著しく低下
している状態を指し、臨床症状として
発熱、赤面、咳、痰は黄色く粘り気が少
ないまたは血痰を伴う、呼吸が苦しいな
どがある。

麻杏甘石湯+五積散+大承気湯の3剤を
併用し、吸痰困難例であれば
竹茹温胆湯+柴陥湯併用で代用する。

④重篤の臨床症状は、人工呼吸器を要する、
臓器不全を合併しICUでの治療を要する
など。

竹茹温胆湯+柴陥湯を併用する。

以上ですが皆さまでも1〜2辺りにはなった
りしていると思います。

先日お亡くなりなった志村けんさんは③の
レベルから病院に搬送されたのではないで
しょうか?

4段階の漢方処方を見ると通常の風邪の処
方薬ではないのです。

素人の方は何のことやらサッパリわかりま
せんね。

上記の情報で漢方薬を服用することは絶対
やめて下さいね。

しっかりと東洋医学の見立てをしている所で
見て貰いましょう。

東洋セラピーではこう云ったレベルでは、
どう診断し、対処するのかもお伝えしてい
ます。

助かる命であったのに!

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