医者は目の前にいる患者さんの「症状
」扱いますが、その背後にある生き方
には目を向けません。
しかし患者さんは診察と言う目に見え
る場所にいるだけではないのです。
その患者さんが生きてきた過去の時間
は、目に見えない「心」に属していま
す。
そうした「心」にアプローチするには、
通常の検査や治療だけでなく、じっく
りと話を聞く時間を設けなくてはなり
ません。
つまり目に見える「体」と見えないと
「心」の2つが組み合わさることで初
めて患者さんの全体が浮かび上がりま
す。
身体だけでなく心、その背景、人生に
まで観ることが大事。